紫のカラー戦略を立てるときには

紫のカラー戦略@福岡

近頃、紫色の商品が注目を集めはじめています。
色彩心理や、色のイメージの捉え方から様々な意味が考えられますが、

理由の一つとしては、”高級感を高める色”が挙げられるでしょう。
また、アナと雪の女王やプリキュアなどを通じて、子供にも人気の色になり
今ではラベンダーなどの紫系のランドセルも売られているそうです。

しかし、一言で紫といっても、青紫系から赤紫系まで幅広く、
好き嫌いのわかれる色、飽きやすい色。
特に紫は、インパクトが強いだけに、
使い方を間違えれば違和感の塊りにしか見えないこともあるでしょう。

結局は、紫を使ったから注目されたわけではなく、
商品の良さと紫のイメージがマッチしたから売れたわけです。
パッケージデザインは売り上げを左右する重要な要素です。
流行の色と言えど、モノの特徴をよく考えて使うことが大事ですね。

パッケージやブランドカラーやコーポレートカラーは
その商品や会社のイメージだけでなく、消費者ニーズや競合を含めた市場を
しっかりと調査して考えていくものです。
一度カラー戦略を見直してみませんか?

スーツは色で人と差を付ける

ネクタイの色はパーソナルカラーで@福岡

私が男だからというのもありますが、
パーソナルカラーは男性にこそ、オススメしたいものです。

男性のビジネススタイルであるスーツでは、なかなか
色を使うというのが難しいですね。
周りと同じスーツスタイルしかできないからこそ、他人と違う
”デキル””頼れる”印象を出したいものです。

ちなみにスーツスタイルの中で一番色の自由度が高いのがネクタイ。
それだけに、持ってないものをと様々な色や柄に手を出してしまったものの、
使いづらかったり、意外にしっくりいかなかったり。
自分でお気に入りでも、周りの評判が良くなかったり。これは一度は経験があるのではないかと思います。
イメージアップだけではなく色の使い分け方についても役に立つのがパーソナルカラーです。

もちろんスーツの色もシャツの色も含め、アドバイス差し上げます。
ご興味がある方はお問い合わせください(女性の方の診断も承ります)。

色のモチーフの使い方

例えば、”◯◯の花の色をモチーフにして・・・”などと、
会社のイメージと何かを重ね合わせて
コーポレートカラーやブランドカラーなどを決めていくことはよくあることです。

ここで大事なのがそれを手当たり次第使っていいのかということ。
特に建物の色の話です。
上の例の話でいくと◯◯の花畑が一面に広がっていたら、とてもきれいですが、
建物やビルの壁一面に塗られていても、決してきれいに感じず、
むしろ違和感や嫌悪感が勝ります。

花の色は花についているから』きれいに見えるわけです。
それを考えると、コーポレートカラーだから、
イメージカラーだからと所構わず使っていくのは
注意が必要です。

決して刺激が強いわけではないけど、大面積で塗られると
違和感だらけのお店がいっぱいあります。

塗装の色に迷ったら考えること

上辺だけではない最適な色の提案を致します

建物の色を決める、または塗替える時に忘れてはいけないことは沢山あります。

・建物のデザインに合う色か
周辺の環境にマッチする色か
(自治体の景観ガイドラインに沿っているか)
・一時的な流行に流されてないか
機能的な使いやすい色か
心理的にマイナスイメージを与えないか
・その物件の価値を高める色か。  など・・・

そのために、大切なのがヒアリングと現場の調査
塗り絵ではないので、物件の写真を見ただけで決めるものではありません。
色の印象は、周りの色との相対関係で変わりますので、
どこかにあったオシャレな建物の色を別の場所にもってきた所で
同じように見えるとも限りませんね。

塗装の色でお困りの場合は、ExColorまで一度ご相談ください。

売れるのは安いものだけではなく

商品のカラー戦略@福岡

近年よく目にするのが、このような少し高級バージョンの商品。
不景気の上に消費税も上がり、財布のひももかたくなる一方と思いきや
このような商品が出続けているわけです。

つまりは、安ければ安いほどいいだけではなく
支払った金額以上の対価があるものもまた、求められているわけです。
消費者は、たくさんのモノが溢れる中で、
少々高くても質の良いものを求めているのでしょう。

だとすれば、モノが売れないときだからこそ
他にはない付加価値をつけて売ることが大切だと思います。
いろんなものを削って、安くすることも大事ですが、
いろんなものを足して、価値を高めることも大事なことです。

私たちの仕事は色を考えることですが、
ただ、何色にしようかと色見本を見ながら考えているわけではありません。
その商品の魅力が伝わるように、新しい価値が生まれるように
競合の調査やコンセプトの立案をしっかりと行っています。

商品のカラー戦略でお困りの場合は一度ご相談ください。
初回は無料でご相談を承ります。

福岡でカラープランニングをお考えの方

wallcolor

不動産の外壁塗装の塗り替えや、リフォーム・リノベーションによる改装、店舗や病院等の施設のカラープランニングをお考えならExColorへお任せください。

 

色は、確実に住み心地に影響しますただ見た目だけオシャレにするのではなく、体に優しい、目に優しい、人の心に優しい、様々な視点からのアプローチで色彩計画を立てていきます。ご相談お待ちしております。

就職活動シーズンへの準備

就職活動の色戦略@福岡

今年は例年よりも、就職活動時期が遅くから開始するとの話がありましたが、
準備を始めている学生さんも多いことと思います。

エントリーシートなどの書類の選考を通過し、
面接になれば、紙に書いてあることだけでなく、
実際に目と目を合わせた印象が大きく影響します。

人間はもちろん、何事も見た目が全てではないですが、
その人の良さが少しでも面接官に伝わるように
自分がどう見えるかを知っておくことは大事ではないでしょうか。

近年は、黒のスーツを身に着けて就職活動している学生らしき人を
見かけますが、多くの場合、顔の血色が悪く見えて残念なように感じます。

社会人になっても役に立ちますので、
パーソナルカラーで勝負スーツ、勝負ネクタイの色を知っておいてはいかがでしょうか。
もちろん、年齢性別問わず、承っております。

異物混入対策に色の力

色を効果的に使った企業の対策@福岡

最近は、異物混入のニュースをよく耳にしますね。
報道されることが多くなったのか、混入する件数が実際に増えたのか
気になることもありますが、私はそれをどうこういう立場でもないので
話題はそこではありません。

ある企業では、工場の職員が使っている手袋が万が一混入しても
発見しやすいように、食材に使われていない色である
青色の手袋を着用しているようです。

つい先日は、目立つ色(浮く色)は周りとの調和を壊すという
ことをお伝えしましたが、これは目立つという色の関係をうまく利用した例です。

写真のように、海で使う救助用具や、レスキュー隊がオレンジを身につけるのと
同じ発想です。

時には発見し易く、時には周りに馴染むように。
色の使い方も様々です。

実は全然違うパソコンのモニタの色

カラーマネジメント@福岡

右は、私が普段使っているノートパソコン、
左は、知人が使っているノートパソコン。

全然違いますよね。
右のパソコンは、専用の機器を使って定期的に
確認を行っているため標準的な色で表示されています。

それに対して、左の色の調整をしていないパソコン
買って間もないのにも関わらず、この差です。

画面の色が正しくないということは、出力する際も正しくない色になり、
人に画像やデータを送る時も、正しくない色が伝わっていくのです。
目盛りの狂った定規で、長さを測っているようなものです。

色の微妙な違いが、イメージに大きく影響を与えることをご存知の方は、
PCのモニタの色を一度見直してみてください。

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