近頃、紫色の商品が注目を集めはじめています。
色彩心理や、色のイメージの捉え方から様々な意味が考えられますが、
理由の一つとしては、”高級感を高める色”が挙げられるでしょう。
また、アナと雪の女王やプリキュアなどを通じて、子供にも人気の色になり
今ではラベンダーなどの紫系のランドセルも売られているそうです。
しかし、一言で紫といっても、青紫系から赤紫系まで幅広く、
好き嫌いのわかれる色、飽きやすい色。
特に紫は、インパクトが強いだけに、
使い方を間違えれば違和感の塊りにしか見えないこともあるでしょう。
結局は、紫を使ったから注目されたわけではなく、
商品の良さと紫のイメージがマッチしたから売れたわけです。
パッケージデザインは売り上げを左右する重要な要素です。
流行の色と言えど、モノの特徴をよく考えて使うことが大事ですね。
パッケージやブランドカラーやコーポレートカラーは
その商品や会社のイメージだけでなく、消費者ニーズや競合を含めた市場を
しっかりと調査して考えていくものです。
一度カラー戦略を見直してみませんか?