色で振り返るオリンピック

スポーツにふさわしい色を@福岡

とうとうリオ五輪が終わってしまいましたね。
福岡出身の日本人選手も大活躍で寝不足の日々を送っておりました。
閉会式の演出も素晴らしかったですね。
私自身は”色”という立場から注目することも多いオリンピックでした。

 

今回のリオ五輪はロゴマークのオレンジ、黄緑、ブルーをテーマにした
会場が多いようでしたが、ロンドンのときの落ち着いた色の赤と比べて
地域(国)による色の嗜好の差が出ていましたね。

 

ただし、会場一面にオレンジを塗りたくったバドミントン会場や
床が眩しい黄緑の卓球会場などは、スポーツする人にとっては残念な環境に思えます。
サーブを打つ愛ちゃんの顔が、緑色に変色していてびっくりたくらいです。

 

そもそも、卓球の台はなぜあの色なのか、ということを考えれば
もう少し選手のためになる色を選べないかと思うわけです。
テーマカラーだからといってべた塗り一色というのは…。

 

相手も同じ条件とは言え、最高のパフォーマンスをするための場としては
やはりどうかと思える色でしたね。

体操の黄緑の会場も、バドミントンのオレンジの床も眩しすぎでした。
集中を必要とするスポーツにそれはないでしょう。

 

東京五輪が本当に”アスリートファースト”なオリンピックになることを
今から祈りたいと思います。

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