色で振り返るオリンピック

スポーツにふさわしい色を@福岡

とうとうリオ五輪が終わってしまいましたね。
福岡出身の日本人選手も大活躍で寝不足の日々を送っておりました。
閉会式の演出も素晴らしかったですね。
私自身は”色”という立場から注目することも多いオリンピックでした。

 

今回のリオ五輪はロゴマークのオレンジ、黄緑、ブルーをテーマにした
会場が多いようでしたが、ロンドンのときの落ち着いた色の赤と比べて
地域(国)による色の嗜好の差が出ていましたね。

 

ただし、会場一面にオレンジを塗りたくったバドミントン会場や
床が眩しい黄緑の卓球会場などは、スポーツする人にとっては残念な環境に思えます。
サーブを打つ愛ちゃんの顔が、緑色に変色していてびっくりたくらいです。

 

そもそも、卓球の台はなぜあの色なのか、ということを考えれば
もう少し選手のためになる色を選べないかと思うわけです。
テーマカラーだからといってべた塗り一色というのは…。

 

相手も同じ条件とは言え、最高のパフォーマンスをするための場としては
やはりどうかと思える色でしたね。

体操の黄緑の会場も、バドミントンのオレンジの床も眩しすぎでした。
集中を必要とするスポーツにそれはないでしょう。

 

東京五輪が本当に”アスリートファースト”なオリンピックになることを
今から祈りたいと思います。

施設や店舗では場違いな色使いに注意

居心地のよいカラープランニング

 

 

 

 

 

 

 

今朝のテレビで、廊下の壁を真っ赤に塗っている病院や、
豪華な装飾で床が白黒で塗り分けられている病室のある病院などが紹介されていました。

おそらく差別化を図るために考えられた結果だと思いますが、
そもそも、色は装飾のためだけにあるわけではないことが
よく理解されていないようです。

 

よく使われている色には、何かしらの意味があります。
長い間使われ続ける色には、他の色に置き換えられない理由があります。

奇をてらっただけの配色では、見た人は一瞬”おっ”と思うかもしれませんが、
それだけで、体は受け入れていないかもしれません。
見た目は大事という意味を根本的にはき違えてると
体と心に訴えかける色を使わずに、場違いな色使いになってしまうかもしれません。

 

福岡でも、まだまだ”なぜこの施設にこの色を使うのか?”という場所が多くあります。
そう簡単に見た目が違うからで人の心までは動かせません。
もっと快適に過ごすための色環境が整備されると、より福岡も住みやすい街になるでしょう。

 

ExColorは九州福岡を中心にカラーに関するコンサルティング業務を行っています。
住宅や施設、店舗の内外装に関するカラープランニングについての
ご相談も承っておりますので、お気軽にご相談ください。

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カラーで日焼け対策

日焼け対策の色@福岡

ここ数日、かなり暑くなってきました。
福岡市でも最高気温が30℃近い日が続くそうです。

さて、これから特に女性が気になる日焼け対策問題。

日焼け防止に効果のある色はと言われると
それは黒です。黒は全ての光を吸収する色だからです。
逆に白は光を反射する色。
ですから日焼けしやすいと考えた方がいいですね。
まあ、割とよく知られている話かもしれません。

”では、全身黒を着ます”というあなた。

絶対暑いですよ。

黒は、光を吸収すると同時に、熱がこもりやすい色です。
逆に、白は熱を逃がしやすい色。
真夏の車のボンネットの色が、白か黒かで20℃近く温度の差が
あるという話もあります。

日焼けはしにくいが暑い色⇒黒
日焼けしやすいが涼しい色⇒白

どの色にも必ずメリット、デメリットがあります。
両方を知った上で使いこなすことが大事ですね。

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