絶対に勝つ色はない

本日は大統領選の討論会でしたね。
今回は、特に各メディアでも見た目の印象についての
戦略について取り上げているところが多いようです。

 

パーソナルカラーの話には、たいてい
過去のニクソンVSケネディの鉄板ネタが出てきますが、
やはり、人となりや政策で勝負したくても、人にどう見られるか
という点に気をつけなければいけません。
夏の東京都知事選でも小池知事のカラーイメージ戦略に注目が集まったことからも
それがわかります。

そして、これは大統領や政治家、テレビに出る芸能人に限ったものではなく、
人と仕事をする、人をコミュニケーションをとるすべての人にとって大事なことです。

 

しかし、勘違いしてはいけないのが、
”何色を着れば勝てる、うまくいくということではない”ということです。

選挙に絶対受かる色はありません、絶対に気に入られる色はありません。
人をよく見て、その方の魅力を高める、存在感を強める
ような色を判断しなければいけません。
ですから、私たちのような色の専門家がいるわけです。

 

まだまだ、男性には知られていないパーソナルカラーですが、
今だからこそ、そういう形にならない魅力で人と差をつけるチャンスです。

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博多駅すぐそば。お仕事帰りでもお越しいただけます。
標準光を使用した、カラー診断なので、天気や時間に左右されることなく
本人がわかりやすい診断が受けられます。

また10月から朝日カルチャーセンター福岡教室にて、
カラーの講座を開講しますので、色そのものにご興味がある方も
ぜひご参加ください。
近日中にまたブログでお知らせします。

色で動かす選挙戦略

選挙の色戦略

 

先日行われた、大阪都構想の住民選挙。
接戦の結果、反対多数のとことでしたが、
少し気になったのはイメージカラーのオレンジ。

 

色彩心理の点から考えると、
橋下市長の大阪を思う強い気持ちの現れなのではと思えるのですが、
大阪市にとっての一大改革の場面にしては、
少し物足りなさを感じました。

 

決してオレンジが全くダメというわけではないのですが、
もっと相応しい色があっただろうにとも思えてならないのです。
特に、知事選や議員選挙のように対抗馬がいないので、
もっと好きに色を使えたはず。

 

ちなみに、オレンジは巨人の色だからという
話も一部耳にしましたが、
馬鹿げているようで、とても大事なことだったりします。
地域で受け入れられやすい色というのは確かに存在するからです。
福岡市の場合なら勝敗は変わっていたかもしれませんね。

 

福岡でも先月、統一地方選が行われましたが、
色に着目してみるのも、とても面白いですよ。

無駄な色は無い方がいい

1色訴求

あなたの会社や商品の魅力は何ですか?と聞かれて、
「あれと、これと・・・」と沢山出てくるのはとても良いことですが、
それは、受け取る側からしたら”何もない”のと変わりません。
結局、何が魅力なんですか?となります。

「あれも良い、これも良い」よりも
「これならどこの誰にも負けない」(=特色)が1つある方が
印象に残りやすいものです。

色も同じです。イメージカラーを決める際は、
とことん色数は少なくしていきましょう。
色が増えるにつれ、1色あたりの効果は失われていきます。

“カラフル”は一見きれいでも、実はその分
却って”本当の色がわからない”ということです。

よかれと思って、無駄な色を使っていませんか?

紫のカラー戦略を立てるときには

紫のカラー戦略@福岡

近頃、紫色の商品が注目を集めはじめています。
色彩心理や、色のイメージの捉え方から様々な意味が考えられますが、

理由の一つとしては、”高級感を高める色”が挙げられるでしょう。
また、アナと雪の女王やプリキュアなどを通じて、子供にも人気の色になり
今ではラベンダーなどの紫系のランドセルも売られているそうです。

しかし、一言で紫といっても、青紫系から赤紫系まで幅広く、
好き嫌いのわかれる色、飽きやすい色。
特に紫は、インパクトが強いだけに、
使い方を間違えれば違和感の塊りにしか見えないこともあるでしょう。

結局は、紫を使ったから注目されたわけではなく、
商品の良さと紫のイメージがマッチしたから売れたわけです。
パッケージデザインは売り上げを左右する重要な要素です。
流行の色と言えど、モノの特徴をよく考えて使うことが大事ですね。

パッケージやブランドカラーやコーポレートカラーは
その商品や会社のイメージだけでなく、消費者ニーズや競合を含めた市場を
しっかりと調査して考えていくものです。
一度カラー戦略を見直してみませんか?

売れるのは安いものだけではなく

商品のカラー戦略@福岡

近年よく目にするのが、このような少し高級バージョンの商品。
不景気の上に消費税も上がり、財布のひももかたくなる一方と思いきや
このような商品が出続けているわけです。

つまりは、安ければ安いほどいいだけではなく
支払った金額以上の対価があるものもまた、求められているわけです。
消費者は、たくさんのモノが溢れる中で、
少々高くても質の良いものを求めているのでしょう。

だとすれば、モノが売れないときだからこそ
他にはない付加価値をつけて売ることが大切だと思います。
いろんなものを削って、安くすることも大事ですが、
いろんなものを足して、価値を高めることも大事なことです。

私たちの仕事は色を考えることですが、
ただ、何色にしようかと色見本を見ながら考えているわけではありません。
その商品の魅力が伝わるように、新しい価値が生まれるように
競合の調査やコンセプトの立案をしっかりと行っています。

商品のカラー戦略でお困りの場合は一度ご相談ください。
初回は無料でご相談を承ります。

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